
今回は、iphoneが高い理由と高価格路線の今後について考察します!
目次
iphoneが高い3つの理由
来月10日に、新作iphoneの発表があるのでは、と噂がささやかれています。
新型iphoneの価格は、10万を超えてくることは確実です。
10万円、高いですね。
10万円あったら、全額アップル株を買いたいところです。
では何故iphoneは高いのでしょうか?
その理由について考察します!
iphoneが高い理由① 製造原価が高騰しているから
一つ目の理由は、製造原価が高騰しているからです。
iphone一台当たりの原価がいくらかについて、明確なデータはありません。
まぁ当然ですね。原価が分かれば、購買意欲を削ぐ事になりそうなので。
ネットでは、iphoneⅩの原価が約5万円といった推定が見受けられますが、どうでしょうか。
いずれにせよ、ディスプレイパネル費用の高騰や、OSの開発費など製造原価が高騰していることは、iphoneが高い一つの理由だと思います。
iphoneが高い理由② 販売数ではなく、販売単価の引上げを重視しているから
二つ目の理由は、販売単価の引上げを重視しているからだと思います。
iphoneの販売台数は頭打ちになっており、現在iphoneの出荷台数は報告されておりません。
売上高=販売台数×販売単価で決まります。
販売台数が頭打ちのため、売上高を上げるためには販売単価を上げるしかありません。
そのため、iphoneは高いのだと考察します。
iphoneが高い理由③ ブランド価値を守るため
3つ目の理由がおそらく、一番の理由だと思います。
アップルが持つ、ブランド価値を守るためです。
ブランド価値は、消費者がその企業に対して有する、好感、憧れ、ステータス性などから生まれます。
iphoneが高額なのも、このブランド価値を意識してのことだと思います。
例えば、なぜ、ヴィトンのバッグがあんなにも高価なのに売れるのか。
なぜ、高級車に乗りたがるのか。
なぜ、大事な日には高級レストランが使われるのか。
それは、高価なものが持つブランド価値を、人々が欲するからだと思います。
iphoneにも同じことが言えます。
スタイリッシュで先進的なiphoneは、高価格であるため、人々を魅了するのです。
仮に、その辺のティスカウントストアで売られているとすれば、魅力は半減してしまうと思います。
アップルの持つブランド価値を守るため、あえて高価格にしていると思います。
iphoneはこれからも高いか
ただ、これからも高いまま、つまり高価格路線を貫くのかと言われれば、そうではなくなるかもしれません。
以前の記事でも述べましたが、アップルはデバイス部門の売上に依存することは止め、サービスなどのサブスクリプション制に舵を切っています。
そうであれば、デバイスの普及率が売上げに波及してくることになります。
デバイスは、サービス部門の売上を伸ばすための媒体になるからです。
そのため、デバイスの普及率を高めるため、低価格で市場に投下することも考えられます。
ゲーム会社が、ハードを低価格で売り、ソフトなどの手数料で収益を確保するのと同じようにです。
ただ、その場合、アップルが持つブランド価値が損なわれる危険性があります。
ブランド価値が損なわれれば、アップルの繁栄は終わりに向かいます。
その辺のバランスが非常に難しい所だと思います。
アップルの経営戦略がどのように変化するか、注視していく必要があると思います。

iphoneが高い理由 まとめ
私は、アップルを保有していますが、仮にブランド価値が損なわれることがあれば、直ぐに売却しようと思います。
アップルのブランド価値に惚れて、ブランド価値を信じて保有していますので。
アップルが、ブランド価値を守りながら、次のステージに順調に進んでいくことを期待したいと思います!