福岡男の独立奮闘記

~元公務員、元司法試験受験生、現会計コンサルタントが伝える、30代独身男の赤裸々な生活~

税務署、税理士、会社経営

税務署って何をするところ?税務署に関する基本情報!

投稿日:2019年10月6日 更新日:

 

税務署って何するところ?

税務署って何をするところなのかご存じですか?

税務署に関する知識は割とあるので、ちょっと解説したいと思います。

 

国税庁の下に国税局があり、国税局の下に税務署があります。

国税庁は政策の立案、国税局・税務署が運用をするところです。

皆さんが運悪く出会うとしたら、国税局・税務署の職員になります。

両方とも税務調査に関係する所なんですが、国税局が本店営業部で、税務署が支店のような関係ですね。

ちなみに、税務署職員も、国税局を本店、税務署を支店と言ったりします。

 

税務署の仕事を端的に言えば、税金の調査をしたり、徴収したり、相談を受けたりするところです。

「マルサの女」「ナサケの女」「トッカン」という映画やテレビがあったと思いますが、あれです。

前提として、税務署には系統という専門分野があり、大きく分けると以下の5つに分けられます。

  1. 個人の申告内容をチェックする個人課税部門
  2. 法人の申告内容をチェックする法人課税部門
  3. 相続税、贈与税の申告内容をチェックする資産課税部門
  4. 税金の滞納を管理する徴収部門
  5. 内勤の総務、管理運営部門

ここで、大きな誤解をされている方がいますが、系統が分かれているため、系統外の事を調べることは基本出来ません。

そのため、個人課税部門の職員は法人の調査が出来ませんし、法人課税部門の職員は相続税の調査が出来ません。

ここは結構重要なところで、例えば法人課税部門の職員が、法人の代表者の個人口座を調査することは原則出来ないんです。

調査において、ここを頭に入れている税理士とそうでない税理士とで思いっきり差が出ます。

どう言うことかは、別の記事にしたいと思います。

 

税務署の基本 個人課税部門

個人課税部門は個人の所得税、消費税等の申告内容をチェックします。

個人事業主の方、資産を譲渡した方、給与をもらっている方などに関係してきます。

2月16日から3月15日に確定申告をしますが、その時に申告するのが所得税ですね。

 

個人課税部門の人間は、4月から1月までは調査、2月から3月までは確定申告の対応を業務として行います。

確定申告の時期は調査には基本行きません。人員的にも余裕がないですしね。

 

「確定申告会場」で確定申告をしたことがある方はご存じだと思いますが、そこで質問を受け付けている職員が個人課税部門の職員です。

この時だけは、こちらの味方です。色々教えてくれます。税金を納めてもらう必要があるので。

ただし、確定申告会場にはバイトの人や他の系統の人間もヘルプで来てますので、運が悪いと間違った説明をされます。

「申告納税制度=納税者が自分で税額を申告して納付する制度」を日本は取ってますので、間違っても自己責任にされちゃうことが多いです。

毎年のように記者会見でお偉いさんが謝っているのはこの当たりのことですね。

 

税務署の職員の中でも、確定申告の時期が好きな人間と嫌いな人間に分かれます。

好きな理由は、一年中調査するくらいなら確定申告をさばいたほうがいい。確定申告会場で指導して良いことをしている気分になれる、といった事が理由です。

逆に、確定申告会場で罵声や怒号を浴びせられることを恐れて、確定申告の時期が嫌いな職員もいます。

確定申告会場、マジで荒れてますので 笑

 

税務署の基本 法人課税部門

法人課税部門は法人税、消費税等の申告内容をチェックします。

たぶん、税務署で一番人材を割いているところだと思います。

 

法人課税部門は、基本的に一年中調査をしています。というのも、確定申告とか関係ない系統ですので、調査しかすることがないんです。

ただ、確定申告の時期は税理士が多忙なため、税理士が関与している法人への調査はあまり行いません。

税理士を付けていない法人への調査を行います。

 

確定申告のヘルプに行く事もあるんですが、年に数日たらずです。

確定申告の「ヘルプ」と書いたんですが、法人課税部門の職員は個人の所得税の事はあんまり分かってません。

法人の調査では、所得税の知識はあんまりいらなくて、法人税の事しか知らないんです。

法人調査の専門家ですね。

 

税務署の基本 資産課税部門

資産課税部門は、贈与や相続の申告内容をチェックします。

ですので、運が悪い人でも資産課税部門の人間とは一生に一度しか会わないと思います。

遭遇確率は低いです。相続税の申告とかそんなにしませんからね。

 

個人や法人の調査は何十年も事業をしていると何回か出くわすと思いますので、そこと比較するとちょっと異質です。

年配の方、しかも配偶者が亡くなった方の相続税の調査をして、根掘りはぼり聞かなければならないので、結構メンタルに来るときもあるようです。

 

ちなみに、相続とかは大きな金額が動きますし、税理士も間違いやすい(というより亡くなった方の資産を全部把握しにくい)ことから、税理士事務所によっては相続税の申告を受け付けない所もあると思います。

もしもの時は、相続税専門の税理士事務所の方がいいかもしれませんね。

 

税務署の基本 徴収部門

徴収部門は、税金の滞納を整理するところです。

流れとしては、申告する→税金が納めれられない→徴収部門に相談→分割での納付が許可される→毎月催促が来るって感じです。

 

はっきり言って、ここの人たち怖いです 笑

淡々と仕事をしている職員が多いので、泣き寝入りとか通用しません。

まぁ、泣き寝入りが出来たら皆しちゃうので、公務員としては正しいことをしていますけど。

税金が払えなくても、取り合えずちゃんと申告して、相談に行くことをおススメします。

変な事をすると、マジで差し押さえ食らうので!

 

税務署の基本 総務、管理運営部門

内勤の職員です。

最初に電話すると、コールの人に回って、質問があるというと大抵どっちかに回されます(管理運営部門の方が多い)。

総務部門は文字通り、税務署内部の総務を担当します。

管理運営部門は、納税者との窓口や、申告・届出の受付処理をします。たぶん、多くの税務署の1階にある部門です。

管理運営部門は、今後無くなると噂されている部門でもあります。

 

裏話として、管理運営部門は新人が配属されるところです。

大卒組は7月に配属されます。

ですので7月に電話をしたり、相談に行ったりすると、異常に質の悪い職員に出くわすことになります。

新人は何も知らないまま配属され、納税者の対応をしますので、まぁ質が悪くても仕方がないです。

税務署に質問とかをするなら、なるべく6月中に終わらせましょう。

 

税務署の基本 まとめ

いかがだったでしょうか。

私たちの生活と切っても切り離せない税務署。

その基本的な組織図を、簡単に説明しました。

ほとんどの方には縁がないところですが、もし縁がある方は正しい知識を身に付けて置かないと痛い目に合います。

当ブログで、気が向いたら、税務署の事を書いていこうと思います

当ブログを通じて税務署に関する正しい知識を付けてもらえればなと思います。

次回は、税務調査の始まりから終わりまでを書きたいと思います。



-税務署、税理士、会社経営

執筆者:

福岡男

自己紹介

こんにちは、福岡男です!

熊本、東京で生活した後、福岡に移住してきました。

当ブログでは、投資のこと、お金の事、仕事の事、生活の事(特に福岡での生活の事)を発信していきたいと思います!

 

カテゴリー

 

相互リンク集です(^o^)丿

ピッフィーの株式投資☆Diary