福岡男の独立奮闘記

~元公務員、元司法試験受験生、現会計コンサルタントが伝える、30代独身男の赤裸々な生活~

税務署、税理士、会社経営

税務調査、徳井さんの事例はかなり悪質

投稿日:

福岡男
福岡男
こんにちは、福岡男です!
徳井さんの税務調査事例、相当悪質です。

 

徳井さんの税務調査

徳井さんが税務調査で、1億2千万円の所得隠しを指摘されましたね。

私の属する業界も税務調査と切っても切れない業界ですので、ちょっと話題に上がっています。

 

吉本工業の公表によると、次のような内容です。

2009年会社設立

2010年3月期から2015年3月期 期限後申告(税務署からの指摘に基づく)

2016年5月預金差し押さえ

2016年3月期から2018年3月期 無申告

2018年11月税務調査

2012年からの3年分法人税の修正申告、2016年からの3年分法人税の期限後申告

2012年から2017年までの所得税の期限後申告

社会保険未加入

 

これにプラスして、消費税、法人県民税、法人事業税、法人市民税なども追徴になると思います。

 

私の周りの意見は、「醜悪」といったものでした。

あんまり、こんな酷い事例ないんですよね。

個人的には最悪の事例だと思いました。

 

税務調査でもかなり悪質な事例

タイトルの通り、徳井さんの税務調査事例は、かなり悪質だと思います。

2012年から2015年が経費の水増し、2016年から2018年までが無申告という事例です。

 

ここまでの流れをまとめると、

「所得が伸びてきたので、会社を作って節税しよう(2009年)。」

「会社を作って節税したいけど、まだまだ税金高いから、経費増やそう。」もしくは、「何でもかんでも経費に突っ込め。バレないだろ。」

「税金払いたくないから、申告しない。」

税務署から指摘を受け、仕方なく3年分申告(2010年から2012年分)。

「税金払いたくないから、申告しない。」

税務署から指摘を受け、仕方なく3年分申告(2013年から2015年分)。

「税金払いたくないから、税金払わない。」

預金差し押さえ(2016年5月)。

「税金払いたくないから、申告しない。」

税務調査

今に至る

という流れです。

 

なめてますね。

経費の水増しに関しても、通常は「過失」なのか「故意」なのか、税務署との戦いになります。

事業と関係ない経費が、うっかり経費になってしまうこともあり得るからです。

経理ミスというやつです。

ただ、ここまでの経緯をみれば、「故意」と判定されても仕方ありません。

納税意識が全くありませんからね。

 

私含め、周囲の意見も「故意」で満場一致でした。

税務署の見解も「故意」です。

「故意」だと考えられた場合、「重加算税」という重い罰金になります。

一番重い罰金です。

 

預金の差し押さえも直ぐに行われるものではなく、再三に渡る督促にも関わらず納付しない場合に行われます。

そのため、やはり納税意識がなかったんでしょう。

なめてますね。

 

税務調査の影響

また、徳井さんの場合、重加算税を課され、悪質性もあり、所得隠しの金額や追徴される税額も大きいので、罰金以外に色んな影響があります。

まず、税務署の記録に悪質だと残ることです。

税務署も調査の結果によって納税者をランク分けしたりします。

日報のような物を残したりもします。

どのような納税者で、どんな問題があって、どんな証拠があって、どんな経緯を辿ったか等を記録します。

そのため、重加算税を課されると、重加算税を受けたという記録が残ります。

その後、早くて3年、遅くとも5年以内にまた調査が来ると思われます。

 

その時の調査は、通常より厳しめに見られます。

悪質な事をしていた場合、再犯すると税務署には見られるからです。

その時改善が見られなければ、「何度、同じことを繰り返してんだ!なめてんのか!」

といった事にもなりかねません。

それだけ、後の調査に影響を及ぼすことになります。

 

ちなみに、税務調査で指摘される事項がほとんどないと、税務署はあんまり来なくなります。

この事業者は問題ないと記録に残るからです。

税務調査の結果=業績になりますので、問題があんまりないと分かっているところには、調査官は調査に行きたがりません。

そういった意味でも、税務調査の結果は後の調査に影響を残します。

 

また、今回の件で逮捕まではされませんでした。

逮捕するかどうかは、単純に所得隠しの金額や税額だけでなく、様々な事情を考慮するようです。

詳細は不明ですが

調査に協力的だったこと

売上をちょろまかしたり、架空の経費を作ったりはしてないこと

1年あたりの追徴税額が、それほど多くなかったこと

などなど、様々な事情が総合的に考慮されたんでしょうね。

 

ただ、もしかすると、査察に情報が回っているかもしれません。

マルサ」と言われる組織ですね。

税務署は税金の申告漏れを指摘するところ、査察は脱税者を逮捕するところです。

一定の要件を満たすと、調査官が査察に回す資料を作ります。

3年前くらい前にちらっと聞いたところによると、所得隠しの金額や、追徴される税額が一つの基準だったはずです。

東京国税局内部の要件がどんなものかは分かりませんが、下手をすると査察に情報が回っているかも知れませんね。

 

査察出身の遠い知人?のような人がいるんですが、マジで怖いです。

目がね、やばいんですよ。目が。

以前の記事で、預金の差し押さえをする徴収部門という存在が税務署にあって、怖いと書きましたが、怖さのレベルが違います。

やっぱり、裏の仕事をされている方は、厳しい顔つきになるんでしょうね。

そんな組織には関わりたくないですよね。

私なら、一生縁を持ちたくない組織です。

 

税理士はいなかったの?

税理士はいなかったんですかね。

まともな税理士が付いていれば、マズイ経費は外しますし、無申告なんて考えられないです。

税理士つけて丸投げしてれば、こんな事にならなかったはずなのに。

仮に税理士がついていた年があるとすれば、その税理士は何をしていたんだ、という事になります。

脱税を支援していたのか、という事になります。

経費の水増しなどを行うと、税理士も税理士免許の停止措置とかくらいますので、税理士はいなかったと考えるのが普通ですかね。

 

まとめ

「まぁ大丈夫だろう」と税金、税務署をなめてると痛い目に会います。

国を敵に回すのは恐ろしいです。

正しく申告して、正しく税金を納める。

懐は痛みますが、日本で生きる以上、当然の義務になります。

そこを怠る人には、それ相応の罰が下るのも当然です。

 

正直者が損をする世の中にならないために、税務署にはこうした正しい税務調査をしてほしいですね。

真っ当に働いている人に対する税務調査ではなく、悪質な人間を狙ってほしいです。

今回の税務調査は、「税務署グッジョブ!」と珍しく思いました 笑

 

なお、この記事に対する質問等には答えるとマズイ部分もありますので、お答え致しかねます。大人の事情ですね。

 

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執筆者:

福岡男

自己紹介

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熊本、東京で生活した後、福岡に移住してきました。

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