福岡男の独立奮闘記

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【QCOM】クアルコム銘柄分析!残された時間は多くない?

投稿日:2019年9月19日 更新日:

 

福岡男
福岡男
こんにちは、福岡男です!
今回は、クアルコムの銘柄分析を行います!

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【QCOM】クアルコム 基本情報

クアルコムは、1985年にアーウィン・ジェーコブズとアンドリュー・ビタビによって設立されました。

社名の由来は、QualityとCommunicationsを合わせた造語のようです。

クアルコムが、スマホ向けの半導体メーカーとして社会的に大きな影響力を持っていることからすれば、社名に恥じない業績をあげていますね。

クアルコムは、工場を持たないファブレスメーカーで、GLOBALFOUNDRIESやTSMCへ委託して製造しています。

最近の話題で言えば、NXPの買収失敗やアップルとの訴訟からの和解などですかね。

NXPの買収失敗はおそらく米中貿易戦争の影響だと思われ、ファーウェイに対する半導体の出荷停止もクアルコムにとっては痛手なので、米中貿易戦争の最大の被害者といっても過言ではありません。

トランプ憎しでしょうね。

 

【QCOM】クアルコム 財務分析

それでは、財務分析に移ります。

【QCOM】クアルコム 売上高/営業利益/当期純利益

クアルコム

クアルコム

年々業績が悪化しています。

特に高利益率(8割から9割超)のライセンス収入が減少していますので、営業利益率が悪化しています。

2018年に純損失を計上していますが、税制改正の特別損失計上とNXPの買収失敗に伴う違約金の影響なので、それを差し引くと黒字です。

 

【QCOM】クアルコム キャッシュ・フロー

クアルコム

キャッシュフローも厳しくなっています。

営業キャッシュフローが減少していますので、単純に稼ぐ力が弱くなっています。

投資に回してるキャッシュはそんなに大きくないですね。

クアルコムはスマホ用の半導体に関しては先行者利益を持っていますので、あまり投資にお金を掛けなくてもやって行けてるということでしょうか。

 

【QCOM】クアルコム EPS/DPS/ROE

クアルコム

良くないです。

2018年の配当性向が0なのは、EPSがマイナスのためです。

スマホ市場は、5G関連で一時的な拡大があったとしても、それほどの伸びはもう無いでしょうから、新たな収益の獲得が急がれます。

 

【QCOM】クアルコム 地域別売上割合

クアルコム

中国に対する割合が増えています。

米中貿易戦争の影響をもろに受けそうです。

やはり、トランプ憎しですね。

サムスンに対して製品を提供していることから、韓国の割合も高いです。

米国の割合が低いのが意外ですね。

アップルとの和解が実現したので、今後は少し伸びそうではありますが。

台湾は、2017年からその他に含まれています。

 

【QCOM】クアルコム 所感

【QCOM】クアルコムの立ち位置

半導体にも種類があって、揮発性メモリと不揮発性メモリに分けられます。

揮発性メモリは、電源を切ると記憶情報が失われるもので、サムソンが世界第一位のシェアです。

中国は、サムソンなどから輸入していたんですけど、メモリ産業の内製化に取り組んでいます。今後、伸びてくるんでしょうね。

不揮発性メモリは、電源を切っても記憶情報が保持されるもので、クアルコムやインテルがシェアを持っています。こっちはPCやスマホの「頭脳」に当たります。

クアルコムは、スマホ向けの不揮発性メモリ市場で優位性を持っています。

この辺がごちゃごちゃしてるんですよね。

不揮発性メモリの方が開発が難しく、市場が大きいようです。自動運転何かもこっちですね。

そのため、クアルコムは得意な不揮発性メモリに属する自動運転関連にも力を入れているんですね。

自動運転には、通信技術が応用されて、前方の車との車間距離を測るみたいなんです。お互いの車が「距離が少し近いよ」みたいに通信するんでしょうね。だからこそ、高速で遅延も少ない5Gで初めて出来る技術なんでしょう。

そう考えると、スマホ向けの半導体の雄であるクアルコムは、結構良い位置にいる気がします。

ちなみに、自動運転関連では、多くの企業が虎視眈々と動いています。

こちらのサイトが詳しいです。

【世界の自動運転企業リスト】自動運転に取り組む各社の事業概要

その他5G関連だと、ゲームでテンセントと、アプリ開発でグーグルと提携するようなので、やはり存在感がありますね。

専門的なことまでは分かりませんが。

 

【QCOM】クアルコム 懸念

懸念点としては、やはり売上高でしょうか。

クアルコムはスマホ市場で優位性を持っています。

しかし、スマホ市場は飽和気味です。

また、大手企業はスマホのチップを内製化しようとしています。

アップルもクアルコムと和解しましたが、インテルから5Gのモデムチップ事業を買収しており、内製化に取り組んでいます。

アップル、インテルのスマホ半導体買収を発表

サムソンなどもスマホ用の5G統合チップを量産する体制に入ったようです。

サムスン「5G統合チップ」世界初量産…5G超格差始動

ついでに、ファーウェイもですね。

5G統合チップ競争、ファーウェイがサムスンとクアルコム抜く

クアルコムはIot市場に活路を見出していますが、収益源であるスマホ向けチップの内製化が始まっていることから、クアルコムに残された時間はそんなに多くはないかもしれません。

ただ、インテルですらスマホ向け5Gチップの開発に苦戦していましたので、上記3社がそんなに簡単に対応出来るのか、その辺はちょっと疑問ですね。

5Gチップを内製化したけどうまく機能しない、みたいな事になる気もします 。

で結局、クアルコムの5Gチップに頼るみたいな。

まぁいずれにせよ、クアルコムにとっては良くない流れになってきてはいます。

 

そのため、クアルコムがIot市場でも先行者利益を得られるか、そこが最重要になってきます。

クアルコムなしにはやって行けない、といった状況を作り出せるか、注目したいです。

スピード勝負になると思います。

 

 

【QCOM】クアルコム まとめ

クアルコムは厳しい状況ではありますが、Iotの市場はクアルコムにとって、千載一遇のチャンスだと思います。

確かな技術力はありますので、後はIotの世界にも落とし込めれば結構面白いことになりそうだなと思いました。

私は、今のところクアルコムを買うことは無いですが、もしかしたら株価爆上げみたいな事になるかもしれません。

先行者として市場に君臨できるのか。

結末は果たして・・・

 

勝負はこれからですね。

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執筆者:

福岡男

自己紹介

こんにちは、福岡男です!

熊本、東京で生活した後、福岡に移住してきました。

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