福岡男の独立奮闘記

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イギリスのブレグジット、日本も他人ごとではない!

投稿日:2019年9月27日 更新日:

福岡男
福岡男
こんにちは、福岡男です!
今回は、ブレグジットについて簡単にまとめてみました。日本も他人ごとではないですね。

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EUとは

EUは「人、モノ、金の自由」を目指した経済協力機構です。

第二次世界大戦の反省から、重要な資源である石炭や鉄鋼などを協力管理しようという発想から、1951年に最初の機構であるECSCが生まれました。

先の戦争は、経済不安や資源を巡って行われたという側面があるので、戦争の原因を根絶する目的で創設されたんですね。

その後、経済や原子力などにその管轄を広げ、加盟国も大幅に増やしながら、1993年に現在のEUとなりました。

「人、モノ、金の自由」が保証されるならば域内の経済は活性化しますし、過剰な保護貿易は国家対立の温床ですので、血塗られた戦争の歴史を持つヨーロッパ全体に波及していったのは必然かも知れません。

イギリスの参加は1973年のことです。

 

ブレグジットの理由

結論から言えば、移民です。

EUの「人の自由」がイギリス内で問題となっています。

ドイツなどでもそうですが、東ヨーロッパ等からの移民を制限できないことが問題視されているのです。

イギリスは経済危機を背景にEUに加盟したので、EUに求めているのも経済的な部分が大きいんですよね。しかも、緩い繋がりを求めている。だから、統一通貨であるユーロは導入せず、ポンドを今も使っています。

イギリスは、「関税や輸出入の手続きに関してはEUの恩恵を受け、人の入出国や経済政策などはイギリスの自由にしたい」といったズルい立場をとりたいようなんです。

そのような立場はEUも容認しません。EUのメンバーである以上、EUのルールに縛られます。

そのルールに対しての反発が、ブレグジットという訳です。

国民投票で離脱が可決されましたので、これに従わなければ民主主義の建前を崩すことになってしまいます。

ただ、離脱となると様々な問題も出てくるんです。

 

ブレグジットの問題

アイルランドの問題

上記の地図は、アイルランド島(左)とグレートブリテン島(右)を表示したものです。

アイルランド島の北方の「北アイルランド」はイギリスに所属します。

つまり、アイルランド島は、「アイルランド」と「イギリス」に分かれているんです。

ただ、アイルランド島で生活する人の便宜のため、アイルランド島内の移動は自由です。

もし仮に、ブレグジットが起こった場合、北アイルランドもEU離脱という事になりますので、アイルランド島内がEUと非EUに分かれてしまいます。

これが、結構な問題になります。

アイルランドでは違法、北アイルランドでは合法みたいな物品が出てきます。

アイルランドでは関税50%、北アイルランドでは非課税みたいな物品が出てきます。

アイルランドから北アイルランドに行くときにパスポートがいるのか、といった問題も出てきます。

今このあたりの事が議論されています。

 

経済的な条件面

イギリスがEUを離脱するとして、いきなり完全離脱をすると経済が大混乱になります。

例えば、スーパーに買い物に行くことに例えると、今までは自由に買って帰れていました。

ところが、ブレグジットになった場合、レジで関税がかかり、店から出る時に検査されることになります。

自由に当たり前に行われていた取引が、一手間も二手間もかかってしまうことになります。

これはEU側にとっても、イギリス側にとっても問題です。

じゃあ、経済的な面でどの程度の条件を設けるのか。現在と同じ水準であれば、イギリス国内の離脱容認派の反対が起き、イギリスに有利な条件を付けるとEU内で反発が起きます。

落としどころが中々見えていません。

 

ブレグジットの現在

そのため、「離脱協定案」としてイギリスとEUが交渉を重ね、まとめました。

詳細は日本経済新聞のこちらの記事に載っています。

英政府が承認した離脱協定案の要旨

ところが、イギリス内では「もっと有利な条件にしろ」「今とあんまり変わらないぞ」などと意見がまとまらず、議会で否決されてしまいました。

そこで、ジョンソン氏が「10月31日にどんなことがあっても離脱する」として首相に任命されました。

ただ、上記の2つの問題には、何ら道筋を示せていません。

交渉は重ねられ、離脱協定案も再考が重ねられていますが、「結局どうすればいいの?」とった状況で停滞し、出口が見えない状況になっています。

 

ブレグジットと日本

ブレグジットは他人ごとではありません。

経済的な影響という面だけでなく、日本も将来おそらく移民を受け入れることになるからです。

数の大小はあるでしょうが、人口が減る一方の日本では、経済的基盤を維持する上で移民に頼るという選択肢も取られるでしょう。

そうすると、同じような問題は確実に起きます。他民族の共存に比較的寛容なイギリスですら今の状況ですので、日本ではもっと大きな問題となるでしょう。

そのため、イギリス(EU)で起きている問題は他人ごとではなく、将来起こり得る問題としてとらえる必要がありそうです。

地政学的な問題としては、アメリカとイランの問題も最近泥沼化しています。

アメリカとイランについて。雪解けは難しい?

世界中で起きている問題に注視していきたいです。

 

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執筆者:

福岡男

自己紹介

こんにちは、福岡男です!

熊本、東京で生活した後、福岡に移住してきました。

当ブログでは、投資のこと、お金の事、仕事の事、生活の事(特に福岡での生活の事)を発信していきたいと思います!

 

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