福岡男の独立奮闘記

~元公務員、元司法試験受験生、現会計コンサルタントが伝える、30代独身男の赤裸々な生活~

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[Arm]アームの技術力。中国の半導体内製化はまだ遠い

投稿日:2019年10月22日 更新日:

 

福岡男
福岡男
こんにちは、福岡男です!
アームの技術力、ちょっとなめていました。

 

[Arm]アームなどの分析をしていたけども

私は、アーム、インテル、クアルコム、エヌビディアなどの企業の銘柄分析をしてきました。

銘柄分析をする中で、半導体って何なのか、半導体がなぜ重要視されるのか、初めて知りました。

お恥ずかしい・・・

それで、ちょっとずつ知識もついて分かった気になっていました。

ただ、私の想像以上に半導体の製造は難易度が高いようです。

 

[Arm]アームの技術力

何でこの記事を書いているかというと、ファーウェイが6Gを10年以内に実用化すると発表したためです。

6G、10年以内に実用化の方針 ファーウェイ創業者が会見

 

そんな簡単に6Gが実用化するの?

そもそもファーウェイって、半導体関係の内製化に成功しているの?

と疑問に思ったんです。

 

現在、米中貿易戦争の影響で、アームやクアルコム、エヌビディアなどの半導体大手企業との取引が停止しています。

ただ、ファーウェイは「全然やっていけるよ」「こんな事態になることも想定していたしね」的な事を言っている訳です。

 

単なる強がりか、それだけの根拠があるのか。

自分なりに調べてみたんですが、正直厳しそうです。

特に、アームとの取引停止が痛いと思います。※すいません、記事中段に訂正記事があります。

 

ファーウェイは、ハイシリコンという半導体メーカーを子会社として保有しています。

ハイシリコンは「Kirin」というチップを保有していますが、そのコアはアームベースになります。

つまり、アームに依存している状況になります。

 

私の調べ方が合っているならば、アームとファーウェイの現在までの契約形態は、ライセンスの一時的な貸出しではなく、販売のような形態だと思います。一般的にはこうした形態の取引が多いようです。

そのため、今から数年ぐらいであれば、現在のライセンスに基づくアームの設計図を使って、半導体を作ることもできそうです。

ただ、アームが新しい設計図を世に送り出した時、ファーウェイは使用できません。

新しいライセンスをファーウェイが購入することは、米国が許さないでしょう。

 

アームの設計図の長所は、省電力、小型化、設定付加、改良のやりやすさのようです。

5G、ましてや6Gともなると、スマホの消費電力も大きいでしょうから、省電力というのが必須になると思います。

アームの最新の設計図無しでは、中々厳しいのではないでしょうか。

 

じゃあ、アームに頼らず、自社で設計から行えないの?とも思ったんですが、厳しそうです。

アームの知的財産権を侵害しない形で、新たな高度な設計図を描くことはかなり厳しいようです。

ましてや、半導体設計は高度な技術を結集しなければならないため、数年程度で、アーム水準のものを一から作り出すのは不可能なようです。

 

※すいません、上記に対する訂正です(10/22)。

アームとファーウェイの幹部が密談を行い、これからも継続的な取引を行う事が確認されたと報じる記事が出ていました。

「イギリスに本社を置くアームは米国の制裁の対象には含まれない」とも発言されたようです。

WSJやロイターの記事ではありませんが、アームChinaの広報官の発言のようです。

参照「Huawei&Arm Meet Behind Closed Doors

これが事実であれば、ファーウェイの最大の懸念は払しょくされた事になります。

6G出来ちゃいますね(;^_^A

別の記事でまた書こうと思っていますが、中国が採用する一帯一路構想に付随して、中国製品が世界に拡大する気がしています。

ファーウェイがアームと提携出来なければ厳しいという記事を書こうとしていたんですが・・・危なかった。

ご指摘頂きました、ピッフィーさんありがとうございます!めちゃくちゃ助かりました!

 

また、半導体の製造自体も内製化は難しそうです。

中国全体の問題ですが、半導体の製造装置に関してはかなり出遅れているようです。

この分野では、台湾の台湾積体電路製造(TSMC)が世界のトップに君臨するわけですが、TSMCが7ナノメートルの製品を作成できるのに対し、半導体受託製造の中国最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)は14ナノメートルの製品しか作れないそうです。

14ナノメートルの製品は2014年に最先端だったようで、2世代分遅れているようです。

ロイターの記事を参照しました。

焦点:中国が豪語する半導体国産化、業界内部から不安視する声

 

半導体チップに関しても、半導体の製造に関しても内製化はまだまだ遠そうですね。

私が思っていた以上に、半導体というものは、高付加価値で、堀の深いものだったんですね。

 

まぁ、米中貿易戦争が終結すれば、アームやTSMCと連携して、中国(ファーウェイ)が一気に市場を席捲しそうな気もしますけども。

米中貿易戦争は、10年も、20年も続かないでしょうからね。

米国が腹を括って、数十年中国と殴り合う覚悟がなければ、今の中国の勢いを止めるのは難しい気もします。

 

[Arm]アームが再上場したら

色々調べていてふと思ったんです

アームは再上場をする可能性があるらしいです。

2023年くらいとも言われています。

「だったら、アーム買うべきじゃね」

ふとそう思ったんです。

 

アームなしには、半導体市場(特にスマホ)が成り立たないなら、アームを買っておけば、5Gどころか6Gの市場も取り込めますよね。

私は、アップルを売却しましたが、それはアップル以外のスマホの台頭があるんじゃないかと思ったことも理由のひとつです。

ただ、アームを買っておけば、アップルだろうが、ファーウェイだろうが、サムソンだろうが、どの企業が市場を席捲しても問題ない訳です。

どの道、アームにお金が落ちますので。

 

また、Iotに埋め込まれるチップも、アームやエヌビディア、インテルのものが主流になると思いますので、その市場も取り込めます。

特に自動運転関連は、アーム製のチップがかなり熱い状況のようです。

参照「自動運転、英Arm(アーム)チップの独壇場に?

難しい内容なので、ほとんど理解できませんでしたが、アームが熱いことだけは分かりました(;^_^A

以前の記事でも紹介しましたが、トヨタ、アーム、GM、エヌビディアなどがこの分野で連携するようです。

アームベースのチップを使うのでしょう。

 

アームに対する最近のイメージとしては、ビザに近い気がします。

私がビザを好んでいるのが、ビザが関所だからです。

キャッシュレス決済を行う上で、ビザに手数料を払わなければならない構図が、関所のように感じるからです。

皆一回止まって、お金を納める訳です。税金のようなものです。

 

アームも同じですね。

半導体(特にスマホ)を使う上で、アームに手数料を払わなければなりません。

そうした意味で、アームも関所だなと。

 

ビザと同じイメージを持てるならば、保有対象に上がります。

今後間違いなく伸びる5G、Iot市場を取り込めるならば、保有対象に上がります。

 

[Arm]アームに対する懸念点

ただ、アームに対する懸念を示す記事もあります。

参照「Armに立ちはだかる「RISC-V」という壁

参照「RISC-Vの特徴|ライセンス料不要のアーキテクチャとは

 

誰でも自由に使える設計図が、少しづつ流行っているようです。

ファーウェイ、IBM、マイクロソフトなども関心を強く持っていますね。

アームの牙城を脅かす存在になるかもしれません。

アームの設計図を使う場合、ライセンス料を前払いしなければなりませんので、使う側の企業としては、ちょっときついみたいなんです。

使ってみて合わなかったり、使用頻度が低かったりしたら、最悪ですしね。

そのためアームも、使用量に応じた手数料を後払いで払えばよいという契約形態を設けることで、対応しようとしています。

今のアーム優位の状況を死守できるか、注目ですね。

 

また、アームに対しては、近年利益率が悪化したという意見が見られます。

ただ、個人的には全く問題にしていません。

これは、非上場になったことから、短期的な利益を顧みる必要性が無くなったことに起因すると思います。

ソフトバンクグループの買収直後から、IRで研究開発費を増やしていると言っているように、経営戦略の一環です。

経営戦略の一環であれば、PLの悪い数字はあんまり重要じゃないと思います。

今の私の仕事上も、「3年後に利益を出す。それまでは赤字かトントンでもOk」的な企業も普通にいますしね。

中小企業とアームは違うだろ!との突っ込みもあるかもしれませんが・・・

ちなみに、私がやっている仕事はMAS監査というものです。

どうてもいいですね。すみません。

いずれにせよ、上場していない以上、投資家に対する責任はないので、売上高やEPSといった視点は不要でしょう。

 

真に注目すべきは、数年後の再上場する段階で、研究開発が身を結んでいるかどうかだと思います。

そこからは、投資家に責任を負うので、業績をしっかりと追い求める必要性が出てきます。

2023年に上場するとして、その段階で、稼げる体質を更に伸ばせているかが重要だと思います。

2016年の買収から7年後になりますので、助走期間としては十分なため、万全の体制が築けているはずです。

もし、その段階でアームが「研究開発が~だから、利益はまだ考えていない」とか言っていたとしたら、「経営戦略が上手くいかなかったんだな」と私は判断し、投資はしません。

 

[Arm]アーム まとめ

実はファーウェイの記事から、アームの記事になってしまったので、タイトルも変えました 笑

それだけ、個人的にはアームに魅力を感じてしまいました。

もしアーム優位な状況が揺るがず、アームの体制が万全の状況でアームが再上場したら、保有を真剣に検討したいと思います。

再上場するとしても、まだまだ数年先の事でしょうが、アームの状況は逐一追いかけていきます。

その時が来るのが楽しみです。

 

関連記事です。

アームの銘柄分析です。

[ARM]アーム社銘柄分析!アーム社の業績は悪い?

アームとトヨタがタッグを組みました。

【ARM】アームとトヨタがタッグ!夢の自動運転へ!

Iotの半導体関連では、エヌビディアにも注目が集まると思います。

【NVDA】エヌビディア銘柄分析!戦国時代の開幕!



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執筆者:

福岡男

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熊本、東京で生活した後、福岡に移住してきました。

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